2008年7月20日日曜日

08年下半期の相場展望

猛暑の中、一般投資家向け無料セミナーに初参加。
 会場キャパは500人ほど、空席率は約3割、定年を迎えた段階世代が圧倒的に多い。意外にもその世代の女性が多かった。
 肝心の内容はというと、まあ昨年~今年前半にかけてのサブプライム、原油高、ドル安などそれぞれを体系立てて頭の整理をするにはよい機会であったと思う。

よく考えてみれば当然のことなんだが(が多かった)...
 ①車依存度の高いアメ人にとってはガソリン高は消費低減の最大の要因。
 ②米の信用収縮がドル安となってあらわれ、金や原油等のCommodityに鞍替えする動きが今の原油高を生み出した。(WTI〔West Texas Intermediate〕 と Dow平均はサブプライム前は業績を反映し相関してあがってきたが、ここ一年はドル不信が価格上昇のドライバーとなっている)
 ③BRICs内でも中・印→伯・露に投資先がシフトしているのは、優先度が人的資源から物的資源へシフトしているあらわれである。(中・印での人件費upも無関係ではなかろう。実際、今年に入ってから印・SENSEX、上海総合指数、香港・ハンセン指数の落ち込みと対照的に、伯・Bovespa、露・RTS指数は上昇基調)
 ④日本は円高・原材料高・販売減(ドル安・原油高・米消費低迷)の三重苦を背負っているが、すでに円高(というよりドル安)を克服している企業もあり(ちなみに3月決算企業は1USD=95円を反映しているので利益を堅めにみている)、第一の苦が取り除かれれば今後の影響は限定的。

総合的にみると、今後のお奨めは、
 A.欧州や新興国に強い機械・精密など輸出企業
 B.価格転嫁ができる海運・タイヤ・化学など
 C.エネルギー・資源につよい商社・鉱山等
とのことらしい。

さらに、参考情報として
  •  Bear Sterns破綻時(3月)と比べるとHank PaulsonがFannie MaeとFreddie Mac救済を発表した今週の米株価の値下がりは限定的。過去の例からも不況等による株価の値下がり幅は最大30%。Bear時に既に底値を突いているとの見方もある。
  •  物価指数推移を見るのならCRB(Commodity Research Bureau)Indexも有効。

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