2008年1月31日木曜日

ウルトラ・ダラー

『ウルトラ・ダラー』手嶋龍一(2006)

 偽札、Money Londering、拉致、巡航ミサイル、英・露・マカオ・北朝鮮・英とスケール大きくスピーディな展開で、かの高村薫『リヴィエラを撃て』以来のインテリジェンス小説の名作。
 リヴィエラが愛と忠誠に生きる個々の人間に光をあてた物語であったのに対し、監視カメラで技術者のパスワードを盗む、偽札に無線ICタグで追跡を試みるなど諜報戦のよりTechnicalなDetaiの描写lこそこの小説の真骨頂。
 他方、Inteligence Officerである英国籍のスティーブンが篠笛を嗜み、日本の洋食店や函館イカソーメンに舌鼓を打ち、やたらと普段使いではない日本語表現を好んで使う姿が滑稽でもある。 
 にしても、これほど切れ者ぞろいの小説を、暗礁に乗りかけた北朝鮮問題という現状にリンクさせるべく、最後は個人的背景の問題に帰結させたのは筆者の苦肉の策か。

2008年1月27日日曜日

決戦は日曜日

 大相撲千秋楽、大阪府知事選、大阪国際女子マラソン、海の向こうではSouth Carolina Democratic primacyと様々な戦いがあった本日。
 中でも俄然盛り上がった大相撲初場所・両横綱の千秋楽決戦。相撲史に残る名勝負であったといえよう。白鵬、朝青龍とも完全に日本人の心を掴んでいた。彼らこそが相撲という競技の素晴らしさを体現できること、彼らが最高峰にいることが当然であることを見せ付けられる取組であった。数々の解決すべき難題はあれど今日の一戦を見て、相撲も国技という権威を保ちつつ国際化を図ることは十分可能、そういう日が来るとすれば今日こそがその幕開けなのでは、と少し思った。

Snapshot of Brazil's Economy

 ブラジル経済が好調である。国のStockmarket:Bovespa Index(IBovespa)は2007年一年間で60%以上上昇、さすがに先週の世界同時株安で打撃は被ったものの、すぐさま回復しそうな勢いを見せている。その要因は何か?The Economist誌は三つの要因を挙げている。

①Domestic demand is strong.
 長期金利7%弱、これは大抵の国にとってはrecession に突入してもおかしくない数字であるが、クレジットへの転換途上のブラジルにとってはまだまだ低い水準。

②Brazil is fairly integrated into world market.
 すなわち、貿易相手に偏りがないということ。輸出先の約1/5がUS、残り4/5をヨーロッパ、アジア圏、他の南米諸国にバランスよく分かれている。また、品目の方も(Venesuelaのように石油タ単独ではなく)農産物、鉄鉱石とdiversityに富むこと。

③A combination of a cental bank(acts independently) and a floating exchange rate
 通貨realはUSD単一変動相場制から脱却、結果、central bankはUSDに引きずられることなく独自の利率をコントロール可能になった。

 他方、不安材料として、Government debtの大きさ、Investmentの少なさ(自国の経済効果が薄いと思しき政策にばかり消費していること)を挙げている。

 2014年にはW杯も控える同国、この5年前後が南米の雄としての真価が問われる時であろう。

2008年1月26日土曜日

名言 from 幸福論 Part2

間が空きましたが、後編の二章「訓話と金言」「年齢の差異について」から。

・努力の結局目標とすべきものは、想像力で描いた映像ではなく、明敏な思考を経た概念である。

睡眠は死の断片である。睡眠は死からの負債である。

・世界を支配する要素が三つある。分別とがこれである。(運は風、努力はそれを引き寄せる櫂の役割)
  ※「汝の息子に運を授けて海中に投ぜよ」(スペインの諺)

・或る災難を前もって起こりうべきものと予想し、これに対していわゆる覚悟ができていれば、災難がふりかかってもさほど耐えがたきものではない。

・時々刻々われわれを悩ます小さな災難は、大きな災難に耐える力が幸運のあまりにすっかり衰えてしまうことがないように、われわれを絶えず訓練するためにある。(些細なことをくよくよ考えないよう精神的に不死身にならなくてはならない

・前半生の性格が、満たされぬ幸福への憧れであるとすれば、後半生の性格は不幸に対する憂慮である。

人の一生は結局長いとも短いともいうことはできない。一生というものが結局は他のすべての時の長さを測る物差になるからである。
  (いかに長生きしても不可分の現在より多くのものを認識できない)

わが後半生への黙示録。

2008年1月21日月曜日

SWFの脅威

"City Group said it would raise an extra $14.5B from the governments of Singapore and Kuwait as well as private financiers; Merrill Lynch announced it was receiving an additional $6.6B from Asian and Middle Eastern investment group." (The Economist)

奇しくも、The EconomistとBussiness Week の最新号の表紙を飾ったSWF Invasion。冒頭のような記事が両誌のHeadlineを毎号のように飾るようになった。およそ1年前、Dubaiが自国の港湾を買収しようとするところをストップした米国もPost Subprimeの現在、大手銀行がSWFに救いを求めるのをやむなしと見ているしかないのであろう。逆に米大手金融が自身のやけどの手当てに追われている現在だからこそSWFの活発化が目立ち、穴埋めをしているようにも見えるのだが。(個人的にはSWFのCiti等への投資は、10年前、Big Bang後の日本の銀行の公的資金注入とダブる。もっとも、救済は金のある然るべきところからというのは資本主義としては健全といえるが) 

彼らの投資は一般的に長期保有型、友好的と見られてきたが、アラブ国間、既存Hedge Fundとの競争も徐々に加熱し攻撃的に転じているところも見受けられる。また富は莫大にあれど経験不足(従業員=公務員が多い)、戦略性の欠如(必要とあらば金に糸目をつけない)は否めず、Sweden OMX証取をめぐるNasdaqとDubai Groupとの駆け引き(結局NasdaqがOMXを買収し、DubaiとNasdaqが持ち合うことで収束)のように一歩間違えば泥沼化しかねないDealも今後出てくることが予想される。USは今のところ彼らの投資を静観している向きだが、民主党・Hillary候補、仏・Sarkozy大統領のように一定の規制を設けるべきとの声も増しつつある。

いずれにせよ、Oil Moneyも永久に潤い続けるという保証はなく、産油国諸国もPost原油対応を見込んだ積極的投資であることには違いない。BWの締めにあるように、SWFに「善意の投資/Totally benign investment」という幻想を抱かない、すなわち既存のHedge Fund並の対応が今後求められるであろう。

2008年1月20日日曜日

ミクロの神秘


DVD「BBC Life in the undergrowth/昆虫の世界」(2007)



超小型カメラ、赤外線カメラ等最新鋭の技術を駆使して昆虫界の生態を追うマニア必見の秀作。

蝙蝠を食すベネズエラの大ムカデ、毒々しい赤黒のヤスデの乱交、カギムシの捕食、すべてが可愛いトビムシのハイ・ジャンプと交尾、体長2m超にも及ぶオーストラリアの大ミミズ、と感動と驚愕の連続だが、圧巻は木にぶら下がって絡り合うナメクジの交尾。性の雌雄のない2匹のナメクジが性器を出し合い身体もろとも絡まりあい花のように舞う姿は至高の芸術!今日見た第一巻は、水中から陸への進化をテーマにしているため、タイトルとは裏腹に昆虫以前のPremitiveな節足動物(ムカデ等)及びカタツムリ、ナメクジ、ミミズ等いわゆる「ジメジメ系」「グロ系」がほとんど。が、最新鋭のカメラが捉えた彼らの営みは神々しいの一言。軟体動物以上昆虫未満がストライクゾーンの人々(私も)にとってはたまらない作品であることは間違いない。

2008年1月18日金曜日

Oilの現場から

Schlumberger(SLB/シュルンベルジュ)という会社。国籍不明(登記上はオランダ、ParisとHoustonに大きなオフィス)にして世界の石油プロジェクトの大概を仕切る今や産油現場にはなくてはならない企業である。Exxonその他大手各社が採取業務を内政化しているのに対し、当社は採取技術に特化、大手の間隙をついて、誰もが行かない地にも採取プロジェクトのためならためらいなく赴く。
 同業他社は数あれど、この社のパフォーマンスは群を抜いているといってよい。その強みの源は…
 ①Technology:
Exxon、Shevron、BP等世界の石油メジャーにとって同社の圧倒的技術力は今や不可欠。石油争奪戦をいち早く察知し彼らをClient化したのは大きい。
 ②Non-nationality:
産油国すなわち中東圏・東欧圏等においては、資本主義の臭いプンプンの石油メジャーのイメージは決してよろしくない。他方、同社の無国籍性は大きなプラス要因。結果、前出の石油メジャーとライバル関係にある国営石油会社とも結びつきを強めている。なお、同社は現在のところ石油権益に興味はない。
 ③Rich in Capital:
石油メジャーが原油高騰により開発コストの縮減を余儀なくされる中、国営会社等の潤沢な資金源をもつ同社は各国のプロジェクトを仕切ることに。
 ④Broad Outreach:
中東、ロシア、メキシコ、アルジェリア等同社のネットワークは幅広い。幅広いのみならずロシアならシベリア、さらにはサハリンと極寒の地であれ深く深くそのドリルで攻めていく果敢さも併せ持つ。
 ⑤Localization:
辺境の油田開発には現地に精通したスタッフが不可欠。また各国との関係を良好に保つ上でも同社の現地採用、現地教育は最適のビジネスモデルといえる。

(BW, Jan 14参照)

2008年1月16日水曜日

その後…

年明けから半月間、無節操に書き散らしてきましたが、事後報告を踏まえて整理を。。。
・株価は日経平均13504円台まで続落、年初から1000円、昨年末の終値から2000円近く急落したこととなる。米大手各企業が厳しい4半期決算を次々発表(金融系はいうに及ばずIntelまでも見込み下方修正)し、今後も先行きは明るくないが、米株価如何を問わずJapan PassingなるTrendが生まれつつあるよう。
・SWFの米金融機関への投資については、後者が擦り寄ったとの見方もあり米上院が調査に乗り出す可能性も。
・Goodwillは根幹の派遣もアウトでついに業務停止命令。この会社は論外だが、別の日にTVで見た介護関係職の方全般の職務に対するモチベーションの低さは他人事ではなく心配。

なお、Sharp冷蔵庫はK電気で5万円代特価キャンペーン中(買うなら今週末)とこちらも急転直下な展開。以上。

2008年1月15日火曜日

名言 from 幸福論

「幸福論」by ショーペンハウアー(Arthur Shopenhauer,1788-1860)
再読。
前半あらすじ;人間の根本規定を
 ①人のあり方
 ②人の有するもの
 ③人の印象の与え方
に3分類し各論展開。筆者は何事も3つにカテゴライズすることが好きらしい。人生の財宝を①外的財宝②心の財宝③肉体の財宝に分類したアリストテレスへのオマージュか。社交や娯楽(時代が時代なのでトランプ)を虚しいものと糾弾し、個人の内面的活動を持ち上げる持論展開は、ツッコミどころもありなかなか面白い。が本筋以上に書の中で輝きを放ち、心に刺さったのは古代哲学者の珠玉の言の数々。
以下、列挙。
「自然(人間の肉体含む)は頼りになるが資産は頼りにならない」(アリストテレス)
「人間を不安にするのは事物ではなく、事物についての意見である」(エピクテートス)
「およそ愚かさは自己に対する嫌悪に悩む」(セネカ)
「愚者の生は死よりも苦しい」(シーラッハ)
  (他方、「知恵多ければ憤激多し」〔伝道の書〕)
「精神活動を伴わぬ余暇は死であり、生きながらの埋葬である」(セネカ)
  (他方、「幸福は余暇にある」アリストテレス)
「富は海水のように飲めば飲むほど喉がかわく」(不明)
「海を渡るものは心を入れ替えるのではなく気候を入れ替える」(ホラティウス)
  (「旅をすれば話題ができる」アスムス、1740-1815、独の詩人)
 ~どちらも『百聞は一見にしかず』と類似

他に筆者の3つに分類したものとして興味深いもの
Ⅰ.三つの生理学的な根本能力に基づく享楽:
 ①再生力の享楽(食事・睡眠等) 
 ②刺激感性の享楽(遊戯・格闘等)
 ③精神的享楽(読書・芸術等)
Ⅱ.欲望の三分類  ※エピクロスと同様
 ①自然かつ必要な欲望(食事・睡眠等)
 ②自然but不必要な欲望(性欲)
 ③自然でも必要でもない欲望(奢侈、栄華、耽溺)~無限
Ⅲ.三つの人の内面的価値観
 ①誇り(寡黙により満たされる)
 ②虚栄心(饒舌により生まれる)
 ③名誉欲(人間関係、法関係等による)

後半「訓話と金言」「年齢の差異について」に関してはまた後日(時期未定)。

2008年1月13日日曜日

インテリジェンスとは何か?

『インテリジェンス 武器なき戦争』(手嶋龍一+佐藤優 2006幻冬舎)
インテリジェンスすなわち諜報の入門書という位置づけでありながら、随所に処世のヒントが散りばめられている戦略本としても使える。 
 本書によれば、インテリジェンスの最大の使命はどこよりも早く精度の高いインテリジェンス(情報)を入手することに尽き、そしてそれが広がる前に如何に俊敏かつ的確に外交政策に織り込むかが、その国のインテリジェンス能力とのこと。果たして日本のインテリジェンスの力量如何。「軍事小国はインテリジェンス大国」のテーゼに従えば、日本はインテリジェンス大国然るべきであるが、著者らの見解としては「カウンター・インテリジェンス」(防諜)には圧倒的に強いものの「対外インテリジェンス」(積極的諜報)には滅法弱いとのこと。(他に「宣伝」「謀略」といったカテゴリーもあるが、これらも日本の実力は今イチ)前者が警察管轄であるのに対して後者は外務省主導。基本的には官僚で専属性が薄く捜査権のもたない後者が脆弱なのは当然か。仮に諜報専門機関をつくろうにも、まず箱をつくる(これが典型的官僚思考らしい)のではなく人を育てることから。(ワインをつくる前に袋を作るべからず)外務・警察・法務の省庁間の争議の具にされるのを防ぐため。著者らの志向しているのは諜報大国・英MI6的イメージ。ちなみに、英MI6がHPで募集をかけたのは、アクセスする者のlogをとるためとか。なお、周辺諸国関係においても歴史的経緯と切り離して淡々と「薄っぺらい論理」(「国際法違反」「主権侵害」etc.)で武装すればOKとの見解はCoolだと思う。

ついに、というか

夏ごろになると思われたDVDレコーダーを早くも購入。
AQUOSハイビジョンレコーダーDV-AC72
4万円台後半。2007年9月発売と比較的新しいモデルだが、価格帯的に今の最安値ライン。
DVD鑑賞用専属だった2000年購入のPS2がついにCrush寸前のため、予定外の早期出費。

2008年1月12日土曜日

Dog Year?2

今宵は先日書き残した

1.原油高騰のメカニズム 
2.SWF

に加えて、

3.金市場高騰

の三本で。欲張り過ぎかも知れないが、Commodity Market周辺の喧騒をこの時期にまとめておきたいので。

1.まずなぜ原油が高騰しているかという問いの前に、Commodity市場のパイが小さいため巨額マネーの流入による影響が多大ということを知っておくべきらしい。先物市場の最大手WTI (West Texas Intermediate) の規模はわずか10~15兆円。ちなみに株式市場7200兆円(うち米2400兆、日本550兆)、債券市場5500兆円。またドル安も起因(原油地政学的リスクは実は従前からさほど変わっていない。(中東、ナイジェリア、メキシコのハリケーンetc.) 変わったのは投機マネーに加えて
ⅰ)資源Nationalismの高揚:Russia, Venesuela~囲い込み(国有化リスク)
ⅱ)中国のアフリカにおける乱開発(Angola、Sudan)→国際的に批判
ⅲ)開発コストの増大(難開発箇所が大きいため)→IHIの見積もり違いによる赤字転落のようなケースも
(Nikkei Business 黒木亮氏コラム参照)

2.SWFの最大勢力は中東産油国。$2.5tnとも噂されるその資産総額はHedge Fundの$1.5-2tnをすでに凌駕する。UAEのDubai(DIA)とAbudabi(ADIA)が覇権を争っているが、後者は日本株の最大の政府系運用機関と思料される。サウジSAMA=米国債系に投資、カタール投資庁=英LSEのほぼ半数保有も大手勢力。
特色はⅰ)自国内産業とのシナジー(油関連産業)重視。経営参与志向ではない
ⅱ)Buy and Hold型
ⅲ)未公開株にも積極投資、しかし野放図ではなく自国発展の戦略つき
ⅳ)石油決済のUSD以外の運用重視(Dollar Peg →Currency Basketへ)
アジアEmarging諸国に比べると日本への興味はまだ希薄とのこと。
(NB 田中保春氏コラム参照)

3.相場が上がり続ける"Perfect Storm"状態の金相場。本日現在1 troy ounce(約31.1g) =873USD、2007年一年間約31%増、1000USD突破のシナリオもあり得るとされる。
要因分析
ⅰ)ドル安ヘッジとしての長期投資(ETFにも相当な比率組み込まれているとされる。年金基金、保険等のいわゆる"Sticky Money"の運用先)
ⅱ)インド等新興国の装飾品需要
ⅲ)南アの産出量減少、変わって中国が産出量トップになる可能性も。開発コストも上昇気味
前述の原油価格上昇メカニズムとかなり酷似。
(FT参照)

注目すべきは、産油国のinvestmentがinternalではなくADIAのCitiへの投資に代表されるようにexternalを志向していること。これを以ってただちにアラブ社会のグローバル経済へのcontrol権への意欲を顕すというには早計であるが、USDに替わるメインストリームとして、資源保有国を中心としたcapital flowが今後どのような潮流をつくるのか引き続き注視してゆきたい。

2008年1月9日水曜日

Dog Year?

本日のテーマはとりあえず2つ
①自費出版「新風舎」の民事再生法適用
  Novaに続く自己啓発援護系の企業の事実上の倒産。ネット、携帯での自己表現がこれだけ日常的になった今日、「あくまでも自身の著作を本として世に出したい」というニーズが果たして如何ほどのものなのか、というのは「駅前留学効果」の期待値は果たしてどれほどなのか、と同様疑問であるが、夢追う人の時間と財をただ浪費した功罪はNova同様大きい。幻想を打ち砕いたという点から言えば、性質は違うものの、ファンの期待を一身に背負いながら自浄作用のある運営組織を確立できぬまま息を絶った(売り抜けスキームだったとの噂も)某格闘技イベント、訪問介護、派遣によるLabor Marketの拡大という国の2大懸案事項を事業に持ちながら、当事者の認識があまりに甘かったGw社も想起される。Passsionでスタートしたものがいつの間にか事業性の予想外の高さからEgoに転化したか、または予想外の低さから醜悪なハリボテモデルになったのか…

②McDonald's takes on Starbacks
 本国での話。Sが朝食メニューに本腰を入れてきたのに対抗して、MがBaristaを導入してSより安価で質の高いコーヒーきた結果…Sの株価は1年前の約半分に落ち込んでいるのに対し、Mのそれは31%増…歴史に裏打ちされた不況体力はやはりMなのか。Mが成長のステップとしてSをターゲットとしたのも非常に興味深い。

あと、
③原油価格高騰のメカニズムと今後の展望
④Soverign Wealth Fund

についても備忘録残したいところだけど、そろそと就寝時間なのでまた明日。

P.S. Hillary勝ったね、NewHampshire、意外とベタが功を奏したと見るべきなのかな。アメ人好みの展開ではあるけど。

2008年1月7日月曜日

初春、情報の海(膿)

曜日構成の関係上、今日から出勤という人も多いのでは。私もその一人。
 が盆も正月もないのがGlobal経済、今年に入ってから、原油が1バレル100USDを突破したり(これはBritainの個人投資家の仕業とか。どこまで高くなるか買い続けた結果…最もソースはA新聞だけど)、じわじわと円高が進行したり(現在109円台)、最近のパターンといわれるが、それに符号するように株安も進行(日経平均終値14500円、年初来二日間で▲800円以上)、波乱の幕開けと言えよう。
 波乱といえば、米大統領選、予備選でのHillary Clinton氏の惨敗も。(次の予備選舞台のNew Hampsireでは彼女自身がノンアポで個人宅を回ってたな。これには流石のアメ人もビックリ!大統領候補が突然お宅訪問してきて、「清き一票を!」って、原点回帰にも程があるでしょう。ニュースとしては面白いけど中途半端にやると悪あがきに見えて墓穴でしょう)
 他方、アフリカ有数の観光立国Kenyaでの暴動、悪化の一途をたどるパキスタン情勢、ついに五輪Yearに突入したChina、独自路線化進行中のRussia、KY?大統領という難題を抱えたVenezuelaと南米周辺国…何はなくともThings go onっていうのは正にこの状況のことでしょう。
 ならば私はせめて、This blog must go on! 

2008年1月6日日曜日

21世紀の人間椅子

 今年初の本格的な買い物。Y電機に家電を見に行く。
 お目当てはマッサージチェアと冷蔵庫。(本当はかねてからDVDレコーダーもほしいのだが…夏まで、と家計的には中長期スパンで考えた方が良いかな…そういやSony・松下・Sharp他連合のBlu-ray discが次世代を制す可能性が限りなく高いそうな)
 マッサージチェアなど今まで全く眼中になかった私であるが、一度腰掛けてみればその仕事ぶり、人間顔負けの技術に感動。これぞinnovationの結晶!ちなみに30万、20万、15万各価格帯の商品を試してみて、自分的にはどれも満足できたのであるが、妻は力加減機能が不十分の15万の商品に完全ダメだし。最終的には20万以上の出費は覚悟せんといけんかもな、こりゃ。庶民の買い物の域を軽くオーバーしてないか、などと思いつつ結局何も買わず帰路に。

 なお、冷蔵庫で今回の収穫は以下2種類。
 1.東芝 GR34ZS(表示価格64,800円) 
   シンプルなデザインと機能で手ごろな背の高さ(161cm)
 2. Sharp SJWA35M(同66,100円) 
   両方に取っ手のあるチルドルームがポイント高し
 購入時期は未定(夏までにはmust)。当初はこっちが優先順位圧倒的に高かったのに…

 にしても、マッサージチェアよ、一度座れば魅力は分かっていただけると思うが、その気持ちよさにうっかりすれば生活設計まで狂わされる危険性あり?

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
旧年中はいろいろとお世話になりました。おかげさまで大変実りある一年となりました。
今年もより一層いい一年にしたいと思いますので、皆様よろしくお願い致します。

CR