ブラジル経済が好調である。国のStockmarket:Bovespa Index(IBovespa)は2007年一年間で60%以上上昇、さすがに先週の世界同時株安で打撃は被ったものの、すぐさま回復しそうな勢いを見せている。その要因は何か?The Economist誌は三つの要因を挙げている。
①Domestic demand is strong.
長期金利7%弱、これは大抵の国にとってはrecession に突入してもおかしくない数字であるが、クレジットへの転換途上のブラジルにとってはまだまだ低い水準。
②Brazil is fairly integrated into world market.
すなわち、貿易相手に偏りがないということ。輸出先の約1/5がUS、残り4/5をヨーロッパ、アジア圏、他の南米諸国にバランスよく分かれている。また、品目の方も(Venesuelaのように石油タ単独ではなく)農産物、鉄鉱石とdiversityに富むこと。
③A combination of a cental bank(acts independently) and a floating exchange rate
通貨realはUSD単一変動相場制から脱却、結果、central bankはUSDに引きずられることなく独自の利率をコントロール可能になった。
他方、不安材料として、Government debtの大きさ、Investmentの少なさ(自国の経済効果が薄いと思しき政策にばかり消費していること)を挙げている。
2014年にはW杯も控える同国、この5年前後が南米の雄としての真価が問われる時であろう。
2008年1月27日
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