2008年12月26日金曜日

偽装連鎖

 2007年を象徴する漢字は「偽」であったが、2008年も残念ながら、その流れは断ち切ることはできなかったようだ。
 日本マクドナルドのサクラ騒動、ビックカメラの粉飾決算疑惑、いずれもお粗末すぎる。特に“デフレ時代の虎の子”と呼ばれる前者についてはこんなにも脇が甘いというのは失望。外食産業系やアパレル系にサクラ疑惑は数あれど、いずれもそこそこ節度があり「黒に近いグレー」でおさまっていたという印象であるが、今回のマクドナルドはリミッターを完全に振り切っている。たかだか新商品に数百人って、そんな求心力があったっけ?誰しも疑問に思うはず。フルキャストのような大手に大々的に募集したのと、自らの力を見誤ったのが今回の敗因であろう。
 海の向こうではMaddoff氏によるPonzi Schemeを使った巨額詐欺事件が話題となっている。被害リストには世界的に著名な投資家や投資銀行、Steven Speilbergらセレブなどなど、錚々たるメンツがずらりと並ぶ。好況時には集まった金を右から左へ出来ていたのが、この金融恐慌で回らなくなった、というのが真相であろう。不況下で、今後このようなケースが顕在化してくる可能性は極めて高い。

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