①景気後退が懸念されるUSで、$44.6Bの超大型のHostile Bid
昨年も同様の話題が持ち上がったが買収には至らず、今回の提案でMSFTの本気度(Premiumは時価の62%)、Yahooの現状マネジメントに対する不満、合併への期待は市場に強く反映された。(Yahoo株価は発表当日$9.20高の$28.38、約47%上昇を記録)
が、冷静に考えてGooogleが検索・広告収入で一人勝ちを固める今(本国検索エンジン部門ではG50%、Y23%、M10%)、同じ土俵で後塵を拝す2社が合併して新たな位相を築けるのかは大いに疑問。
その点、Googleは全ての知を飲み込み、すなわち検索・広告を超えて、Virtual図書館?いわゆる世界の頭脳、というコンセプトを明確化し次の地平に移るというVisionがしっかりしている。(Gmail、Web-based software、Youtube買収などはそのための手段に過ぎない)仮に2社が合併したとしても血を流さないで済むモデルを確立する可能性が高い。むしろ、Wiki、Amazon等が今後の敵味方になるのでは?もちろん、MSFT/Yahoo連合もそれを見越しているだろうが、同じ土俵での勝負しないのが賢明と思われる。(Docomo、KDDI、Softbankではないのだから)
http://biz.yahoo.com/nytimes/080202/1194743058811.html?.v=8
②Howard Schlutz's return
Starbucksの創業者が約7年ぶりに現場CEO復帰。近年ではApple、Dellなど創業者がturnaround局面で再登板することはしばしばあるが、ただ消費の冷え込みで昨年一年間44%もの株価下落を記録した同社、国内不採算店の処理、Global Market拡大という戦略には目新しいものがないという手厳しい見方も。果たして原点回帰でV字回復か、外食産業として一回り大きくなるためのモデルチェンジか(MVはMCD:$64Bに対してSBUX:$14Bとまだまだ小さい)、創業者の手腕に注目したい。
③Societe Generale
一人のトレーダーが€4.9Bもの損失を…(subprime関連ですでに€2.05Bのwrite-downを計上済)
一行だけの問題にとどまらずEuro圏の他行のRisk Management体制に影響を及ぼしている。
Subprime関連で世界の金融機関が揺れる今、根っこは同じScandalとしてわかりやすく表出したものに過ぎないのかも知れない。
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