移ろいが激しいのはスポーツの世界の常であるが、伝統ある角界もそれは同様。
今年の初場所は、謹慎明けの朝青龍と白鵬の両雄決戦で人気回復が予感されたが、今年も土俵外の事件に振り回され、結局危機的状況は変わらず。朝青龍も今年後半はケガ続きで進退の土俵際まで追い詰められている状況である。そんな中今年トリとなったのは、白鵬と安馬、これまたモンゴル勢同士の優勝決定戦である。初場所のあの熱戦を上回る2分超の大相撲、制したのは横綱・白鵬終わりよければすべてよし、というわけではないが、一縷の光が差し込む大一番であった。
朝青龍に翳りが見えた今年、土俵を守ってきたのは紛れもなく白鵬、今年はまさに青から白への覇権交代の年であったといえよう。今年はモンゴルの世代交代(青白→白馬時代)のみであったが、来年こそ、日本人世代交代(特に高齢化大関陣の一新を!)で失墜した権威と人気回復の年にしてほしい。
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