何とか折り返し点まで来た北京五輪。
水泳・柔道・体操など白人系・黄色人種系の世界がフェードアウトしていく一方、ここからは陸上などいよいよ真に人類最強を競うイベントが目白押し、主役の人種も国籍もガラリと一転する。
そして、今晩そのクライマックスというべき男子100m決勝、見た人の多くは、私を含め、口アングリだったに違いない。主役の名はUsain Bolt (ニックネームは"Lightning Bolt")。ぶっちぎりのWorld Record 9'69"もさることながら、驚くべきはラスト30m、勝利を確信したのか横向きになり、手を広げて勝利のポーズ、或いは手で胸をたたきアピールなど、完全に一人「魅せる」ステージに入っていたこと。こんな100m決勝、記録樹立、記憶にない。人類初の9秒6台がまさかこういう形で更新されようとは。。。これは正しく衝撃映像の部類。改めて見てみると、一連の動きは人類の祭典に降臨した悪魔か何かが、力をまざまざと見せつけ人類を嘲り笑っているかのようにも見える。(もちろん至って陽気なJamaicanの若者に邪気はないのは明白だが)これぞ人類の祭典が神々の祭典に昇華した瞬間であったと思う。
今までテロ・環境の悪さなどネガティブ面が多く、どちらかというと自分は北京五輪には懐疑的であったが、このレースだけで『2008五輪 見れてヨカッタ―!』と声を大にして言いたい。
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