Robert Altman 監督、Tim Robbins 主演の1992年作品。
ハリウッドを舞台に繰り広げられる映画配給会社関係者たちの権謀策略にスポットをあてたブラック・ユーモア満載のサスペンス。
"within 25 words" と言われながらそれを遥かにオーバーし、延々と熱弁をふるう脚本家たち、そのスピーチで採用不採用を判断する配給会社の重役たち(年間約5万の応募の中から彼らが選べるのはたった12本)、挙句の果てには、会社側の人間が「脚本家の時代は終わった、俺たちが脚本を書けばいい」と言い出す始末。90年代以降ハリウッドの主流となった「脚本家不要」あるいは「脚本のおいしいどころどり」を予言していて興味深い。“The Match Point”の主人公よろしく、Tim Robbins 演じる主人公は、強力な運に味方されて殺人の容疑を免れ、古い女を捨て、新しい女と幸せな家庭を築き、会社社長となる。そして、ストーリーの芯を貫くのが、主人公宛に脅迫状を送り続ける姿なき知能犯。
この映画の中では、才能なきものは容赦なく犬死にし、あるいは地位を剥奪され、捨てられる。稀にみるブラックな映画である。面白かった。ハリウッドだけあって、カメオを彩る出演陣も豪華。
0 件のコメント:
コメントを投稿