人間が筋肉労働に代わるものとして動力を手に入れたのが産業革命。
頭脳労働を代行(特に記憶の部分)するようになったのがIT革命。
肉体・頭脳とくれば次は精神であるが、どのような形の革命が予想されうるだろうか?
人間の精神にとって代わるもの・・・精神的負担を軽減あるいは除去してくれる魔法の道具。
ドラッグ・アルコールなど向精神的な物質は既に昔からあるが、それらは一時的に仮想の自己精神を作り出すだけであって、誰か(何か)が自分の精神を代行してくれるわけではない。
ネット内部のみで完結するバーチャルな人間関係。精神的負担が人間関係の摩擦から生じるものと仮定すれば、それも有りかもしれないが、コミュニケーションという行為が存在するかぎりは、精神の拠としての人間は必要である。
完全なる無に近づく世界。宗教はどうか?これも前出のドラッグと同様、誰かが精神的負担を代行してくれるわけではない。(何かを捨てる~イスラム原理主義テロリストの場合それが命にもなるわけだが~という犠牲を伴うと同時に、何かに依拠することにより新たなる精神を付与されるに過ぎない。)
ロボトミー…これも何かを喜捨しなければならないだろう。
最後にクローン技術。生きる意志を保ちつつ、精神的に滅入って来たら、いつでも他の肉体に乗り移れる。これが一番「精神代行」と呼ぶに近いかも知れない。電気羊の夢を見る未来人…ゾッとする話であるがあり得ないことはない。
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