宅間守元死刑囚の大阪・児童殺傷事件から7年目の日に秋葉原で加藤智大なる若者が犯罪史に残る無差別大量殺人をはたらき、元祖・オタク犯罪者宮崎勤が事件から20年目にして死刑に処せられるなど、今月は日本にはびこる個人の凶悪犯罪者という暗部を再認識させられることが多かった。そういえば酒鬼薔薇が逮捕されたのも11年前の6月だった。
この宮崎勤から綿々と連なる犯罪の系譜、当初はオタク・ゲーム・アニメといった文脈でのみ(大いなる偏見と誤解のもと)語られていたのだが、次第に低年齢化、ネットとリアルといった要素が不可欠になり、そして、今回「ハケン・貧困・モテない」といったいわゆるリアル社会でもネット社会でも差別される階層が犯罪に社会的要素まで背負わせてしまったのが今回の秋葉原の事件ではないか。(労働環境も劣悪な中、自然と人を人とも思わない人格が形成されていってもおかしくはない)
当然、犯人の行為は許すまじである。が、凶悪犯罪が起きるたびに負の要素が堆積し、犯罪も凶悪化・粗暴化していくというこの現実は(国レベルで)しかと受け止めなければならない。
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