2010年5月2日日曜日

未知の世界

 30代半ばにして行ってきました、人生初サーカス。世界3大サーカスの一つ、木下大サーカス!
場所は名古屋の白川公園。GW5連休の初日、後楽園ホールよりやや狭いと感じられるテント内には人がぎっしり。1000人は下らないであろう。やはり小さなお子さん連れが目立つ。
 一旦開演してしまえば、あとは目の前で繰り広げられるスペクタクルに身を任せる夢心地の2時間。アクロバティックな人間舞踊に始まり、一触即発の「ライオン・トラ・ライガー」ショー、癒しタイムの象さん曲芸、3台のバイクが球形内を走りまくるオートバイショー(ちょっとうるさい)、「7チェアー」と呼ばれる椅子の上でのバランスどり(TVと生では迫力段違い)、綱渡り・空中ブランコなど定番メニュー、幕の合間にはピエロによる客いじり(選ばれた)・・・、と映像や活字でしか知らなかった世界が次々と展開される。「見世物小屋」とはこのことだったのか、と。圧巻はアメリカ人デュオが命綱なしで自らの歩行により、両側が車輪状の天秤を回転させる“Wheel of Death”!! 単なる歩行ではなく、縄跳びや逆立ち、目隠ししてまでバランスを取る、その大迫力に思わず手に汗を握る。テクノ調ビートも相まって非常にカッコよく、「見世物小屋」の域を遥かに凌駕した「21世紀的サーカス」を感じる時間・空間であった。
 会場を後にしたときに聞こえるライオンやトラの咆哮・・・オフィス街の目と鼻の先にある公園で猛獣たちが(公演期間の)約3ヵ月間も滞在し、また世界各国から来ているサーカス芸人やスタッフ達がプレハブで生活しているというシュールさ。この昔ながらの「旅芸人の一座」的な世界もサーカスがより妖しい魅力を放つ要素のひとつに違いない。

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