去る5月19日、ついに祖母が他界した。
車椅子生活になって2年半、特にここ半年ほどは意識も随分薄れてきたところであった。
終末医療の問題、介護の問題、家族の絆、そして葬儀関係、この2年半の祖母の病床生活を見る中で、いろいろな問題を体感し、そして勉強した(私よりも最前線でそれを体験したのは親の世代であるが)。そして、またこれは親の世代が病床に伏した時にさらに最前線で繰り返さなければならない問題である。
老いとは何か、生きている間に何をなすか、そして幸福な死とは...。
住職曰く、この世で3つ何人においても平等なことがあるという。
ひとつは、誰しも裸一貫で生まれてくるということ。
二つ目は、誰しも1年にひとつずつ年をとるということ。
三つ目は、誰しも死を迎え旅立つということ。
湯灌、出棺、火葬...鴨川のせせらぎと大文字山を見守られ、花山の深き緑と鳥のさえずりの中、約一世紀にわたりこの世の生を全うした身体を昇華し、そして今やっと大好きな家に帰った祖母。
安らかにお眠りください。合掌。
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